2024/11/01
「人を育てるて言うても、どんな職業も一人前になるにはぎょうさん時間が掛かるやろ。
米作りとおんなじで田を耕し、土を作り、水を張り、手塩にかけて、時には台風なんかから穂を守って収穫までこぎつける。
弟子も我が子同然。大きく成長するのをじっと待たんとならん。」……
滋賀県長浜市で有限会社大森大工を経営する大森 敏昭さん。
日本の住文化を守るには、次世代の大工さんに技を受け継ぐことが必要不可欠です。若い職人さんを育てる心境を、自分の丁稚時代のお話とともに語ってくれました。
ジャパトラ2016年1月号「平成の大工棟梁ノ在リ方」でご紹介しています。
(写真:若い職人さんと一緒に。「人を育てるのも親方の仕事」と大森さん。)
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