2024/11/01
鮮やかな緑色の植物、一体何でしょうか。
稲にも似ていますが…
大分県国東半島でのみ栽培されている畳表の材料、七島イ(しっとうい)です。
七島イの畳は普通のイ草で編んだ畳と比べ、香り・吸湿・吸塵性・耐久性に優れています。
その丈夫さから柔道用の畳として、よく使用されていました。
今年、世界農業遺産の認定も受けています。
http://www.pref.oita.jp/site/sekaiisangaiyou/
ただ、畳表としてはかなり高価なもので、通常のイ草の3倍以上の価格が相場となっているそうです。
でも、使い込むほど飴色になり味が出て、長く愛せる畳となってくれるそうですので、こだわりのお部屋に敷いてみるのもいいかもしれません!
写真・情報提供 (社)伝統素材伝承支援協会 鳥越 宣宏さん
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