2024/11/01
日本の伝統 8月号では、地盤ソムリエ ドロンさんより寄稿をいただきました。
大阪城と大阪平野の変遷について、わかりやすく書いていただきました。
ドロンさんは地形の変遷や歴史にとても詳しく、地盤に関するブログも書かれています。
http://ameblo.jp/tanakamasaaki-cosmotec
実は昔、大阪湾は今よりずっと内陸側に広がっていたそうです!
大阪市住吉区に、住吉大社という神社があります。
http://www.sumiyoshitaisha.net
住吉大社は海の神様を祀っている神社で、すべての本宮が大阪湾の方を向いているそうです。
しかし、大阪湾からは数kmも離れています。
今から約1800年前、当時の大阪湾のすぐそばに住吉大社は建てられたのですが、その後川の堆積作用で徐々に陸地が広がっていき、海から離れてしまったのだそうです。
海を見つめる住吉大社は航海安全の神様として、今も多くの方が訪れています。