2024/11/01
長崎港からクルーズ船で約30分ほど行った場所に2015年の世界文化遺産登録を目指す端島(通称・軍艦島)がある。
島の形が軍艦に見えることから「軍艦島」と呼ばれ、現在年間数百万人の観光客が訪れている。
取材をおこなったのは、真夏の9月。晴天に恵まれ軍艦島に上陸する事ができた。
かつて海底炭鉱によって栄え東京以上の人口密度を有し日本で初となる鉄筋コンクリート造アパートは7階建てで1958年に建築され、
昭和30年代には日本で最も繁栄した町と言える。
時代の流れが変わり、閉山とともに島民が島を離れたため、現在は無人島になってしまった。
この小さな島に映画館や学校、様々な機能を有し生活水準は優れていた。しかし、過酷な労働が続いたのも事実。
現在、世界遺産暫定リストに追加記載が決定し、より注目を浴び、輝かしい時代から石油の登場により状況が一変した軍艦島。
未だなお、軍艦島海底には多くの石炭が眠るという・・・。
軍艦島に行ってみたい方・・・下記の映像を見ると軍艦島の全景が解りやすいと思います。
[Sony’s Action Cam on RC Helicopter filming 軍艦島]
やまさ海運株式会社 ⇒ http://www.gunkan-jima.net/
協力:長崎市経済局文化観光部観光推進課
長崎県国際観光コンベンション協会
一般社団法人長崎県古民家再生協会
取材:(社)住まい教育推進協会 河野 公宏